飾り原稿用紙がノートになりました。中村印刷所さんのナカプリバインという技術を使わせていただき、ノートでありながら、原稿用紙単独にもなるという優れものです。
なお、原稿用紙単独にするため、裏面は「白紙」になっている点にご注意ください。
また、ノートからたくさんの原稿用紙を外すと、背が弱くなりますので、ご理解ください。
写真は、1枚目が綴じた状態、2枚目が原稿用紙部分を開いた状態、3枚目が裏面が白紙であることを示す画像です。
4枚目と5枚目は、2ページが折って1枚になっていることを示す写真で、この2ページ分を端から天のりのメモを外すように取り外せることを示しています。
6枚目は表紙を折り返して置けることを示しており、どのページを開いても左右の高さを調整できることをご覧に入れています。
7枚目は当方が朝活書写をやったときのものです(^_^;
最後の8枚目は、表紙にいろいろなペンで色をつけたときの状態です。マットな紙が表紙になっているので、多少乾きには時間が掛かりますが、乾いた後は濡れない限り、流れてきたりはしません。
大きさは閉じた状態でA5サイズです。つまり、広げると定番品の飾り原稿用紙と同じA4サイズです。
そして、紙は定番品と同じ種類の「キンマリスノーホワイト」ですが、厚みが少しあります。
文字数は400字で、定番品と同じ。いつものとおり、5文字区切り、5行区切りがデザインにさりげなく入っています。
綴じられている飾り原稿用紙は5種類です。
波抹茶、轟雲龍、碧翡翠、金鶯錯、蔓葡萄
それぞれ、定番品とは違った色で印刷されています。
製本は中村印刷所さんのナカプリバインという技術を使っています。
この製本技術は、誤解を恐れずに簡単に説明すると
実際には、こうやって作っていない可能性が高いです。そんな簡単じゃないです(失礼)。なにせ中村印刷所さんが製法特許をお持ちなのですから。
しかし、
この製本方法を採用したことで、開きが非常に良く、一般のノートよりずっと水平に紙が開きます。
そして、開いた原稿用紙を上手に引っ張ると剥がせるんです。
結果、A5サイズだったノートのページが1枚のA4サイズの原稿用紙になります。
価格などの詳細は、飾り原稿用紙ノートのプレスリリースをご覧ください。
質問:A5サイズで200ページのノートということは、A4サイズ換算で50枚の原稿用紙ということですか。
回答:はい。そのとおりです。
質問:紙質は定番品の飾り原稿用紙と同じですか。
回答:基本的には、はい、です。が、同じキンマリスノーホワイトを利用してはおりますが、紙の厚さが異なっているため(ノートの方が厚い紙)、繊細な方は書き味に多少、違いを感じるかもしれません。
質問:ノートから紙を丁寧に剥がすと、半分折りのA4サイズの原稿用紙が取り出せると考えて良いですか?
回答:はい、そのとおりです。剥がしたとき、背中の折り目に多少の糊が残っていますが、べたべたというほどではありません。数日すると乾くと思いますので、それほど気にならないかと存じます。